ベトナムでの会社設立の手順ガイド

外国企業のための実務的な法務と順守の道筋
ベトナムの会社設立は規制のもとで書類が中心となる手続きです。ベトナムは外国投資を歓迎しますが、当局は初めから明確な組み立て、規則に沿った書類、業種との整合を求めます。
本稿はベトナムで会社を設立する手順、必要な承認、典型的な期間と費用、そして外国企業が避けるべきよくある誤りを説明します。
外国企業はベトナムで会社を設けられるのか
設けられます。ベトナムは技術、役務、製造、商流、助言を含む多くの分野で外資の保有を認めています。
ただし次の点があります。
- 一部の業種は条件付き、あるいは制限されています
- 承認の手続きは組み立てと業種で変わります
- 順守の義務は設立の直後から始まります
正しい組み立てと順序を選ぶことが要です。
手順1:事業の範囲と出資の構造を固める
何かを申請する前に、次を定める必要があります。
- 事業の活動(ベトナムの業種コード)
- 出資の構造(外資100%か合弁か)
- 資本の構造
- 登記上の事務所の所在地
📌 事業の範囲が承認を左右します。
範囲の書き方が誤っていたり漠然としていたりすることが、却下の最大の原因です。
手順2:業種の制限と許認可の要件を確かめる
ベトナムは業種をこう分けています。
- 開放
- 条件付き
- 制限
条件付きの業種は次を求めることがあります。
- 追加の許認可
- 現地パートナーの参加
- 最低資本の基準
- 専門の資格
たとえば次のような分野です。
- 教育
- 物流
- 流通
- 広告
- 一部の専門役務
📌 進める前に、業種の適格性を必ず確かめてください。
手順3:投資登録証明書を申請する
投資登録証明書は外国投資企業の多くに必要です。
投資登録証明書が定めるもの
- 投資家の情報
- 投資の資本
- 事業の活動
- 事業の所在地
- 事業の期間
通常求められる書類
- 投資家の法人書類
- 資金の能力の証跡
- 賃貸借契約(登記上の住所)
- 事業の説明書
⏱ 典型的な処理期間:2~4週間
📌 ここが最も細かく見られる段階です。
手順4:企業登録証明書を申請する
投資登録証明書が下りたら、企業登録証明書を申請します。
企業登録証明書に載るもの
- 会社の商号
- 法定代表者
- 定款資本金
- 出資者または社員
- 営業の業種
⏱ 処理期間:営業日で3~5日
📌 企業登録証明書によって会社が法的に生まれます。
手順5:設立後の手続き(必須)
企業登録証明書を受け取ったら、操業を始める前にいくつかの手続きを終える必要があります。
設立後の主な作業
- 社印の作成
- 税務の登録
- 法人銀行口座の開設
- 出資の登録
- 電子署名の設定
- 会計の仕組みの設定
📌 これらを終えないと、売上がなくても処分を受けることがあります。
手順6:出資の要件
外国の投資家は次を行わなければなりません。
- 承認された期限内に定款資本金を払い込むこと
- 正しい資本口座を使うこと
- 銀行の確認を得ること
一律の最低資本はありませんが、当局は次を見ます。
- 事業の範囲
- 操業の規模
- 案件の確からしさ
📌 資本が薄すぎると、順守や更新で支障が出ることがあります。
手順7:付随の許認可を申請する(必要な場合)
一部の事業には別途の営業許可が要ります。たとえば次です。
- 商流の許可
- 教育の許可
- 物流の許可
- 専門職の開業許可
これらは設立の後に申請しますが、早くから計画しないと操業が遅れます。
手順8:税務、会計、労務の順守を登録する
設立が済むと、会社は次を守らなければなりません。
- 月次または四半期の税務申告
- 会計の基準
- 給与と労働法
- 社会保険の登録
- 年次の法定監査
📌 順守の義務は売上や従業員がなくても及びます。
会社設立の典型的な工程
| 段階 | 目安の期間 |
|---|---|
| 計画と組み立て | 1~2週間 |
| 投資登録証明書の承認 | 2~4週間 |
| 企業登録証明書の発行 | 3~5日 |
| 設立後の登録 | 1~2週間 |
| 合計 | 4~8週間 |
期間は次によって変わります。
- 業種
- 出資の構造
- 書類の出来
ベトナムでの会社設立の典型的な費用
費用は次によって変わります。
- 事業の範囲
- 法務の複雑さ
- 許認可の要件
- 助言の支援の度合い
費用の区分はこうです。
- 行政の手数料
- 法務と助言の費用
- 翻訳と領事認証
- 会計と順守の初期設定
📌 時がたつと、順守の費用が設立の費用を上回ることがよくあります。
外国企業がよくやる設立の誤り
❌ 法人の形を選び違えること
❌ 事業の範囲を広げすぎる、あるいは誤って書くこと
❌ 条件付きの許認可を見落とすこと
❌ 順守の義務を軽く見ること
❌ 出資を先延ばしにすること
❌ ベトナム法に海外のひな形をそのまま使うこと
これらは後で費用のかかる組み替えを招きがちです。
もうひとつの道:法人設立と記録上の雇用主(EOR)
早すぎる時期に法人を設ける企業もあります。
必要なのが次だけなら、なおさらです。
- 人を雇うこと
- 市場を試すこと
- 営業や技術の組織を作ること
👉 記録上の雇用主(EOR)のほうが、速くリスクの低い第一歩になりえます。
多くの企業がこの道を使います。
EOR から法人設立へ、そして拡大へ
BusinessPartner.vn の会社設立の支援
BusinessPartner.vn は外国企業を次のように支援します。
- 設立の計画と実現性の検討
- 投資登録証明書と企業登録証明書の申請
- 許認可と規制上の承認
- 設立後の順守
- 会計、税務、給与
- EOR から法人への移行
👉 当社のベトナム設立アドバイザーにご相談いただき、合う設立の道筋をご検討ください。


